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山岳建築セミナーが開催されました

2018.10.06

松本市で、本研究室 梅干野成央 准教授による 「山岳建築の歴史から 人と自然の関係、建築のあり方を考える」 セミナーが行われました。本来は 参加者全員で常念岳に登り常念小屋でセミナーの予定でしたが、台風の影響で今年は松本勤労者福祉センターでの開催となりました。

本セミナーは建築士会主催ということもあり、山岳建築の歴史から始まり、数多くの山小屋を設計したことで知られる吉阪隆正氏の涸沢ヒュッテや、今井兼次氏の燕山荘など山岳建築と近代の建築家の関わりについても紹介されました。

やはり、山岳という厳しい環境に里と同じような建築物は建てられません。しかし、私たちが普段生活の中で使っている建築と山岳の建築を切り離して考えるのではなく、自然の脅威の中でも力強く建ち続け、永く愛される山岳建築から学ぶことは数多くあるのではないかと改めて実感しました。

来年はぜひ山小屋に全員で登り、山岳建築の偉大さを感じながらのセミナーとなることを願ってます。

文・写真 遠藤


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